あの長野オリンピックで沸いた1998生まれの世代がついに20歳の成人を迎えた。ボクが当時外回りで毎日毎日仕事の壁にぶつかりヒーヒー言ってた時だ。実に感慨深い。mixiもやっていた。歴史を感じてしまう。

その成人年齢を18歳に引き下げる民法などの改正案が通常国会に提出される見込みだそうだ。今でこそ18歳を成人とする国は多いが、教育の普及を背景に1960年代以降に広がった現象で、民法が制定された明治時代、欧米諸国の多くは21~25歳だった。江戸期以前の日本では数え年13~15歳程度が一般的だったが、身体の成熟で戦闘や結婚が可能になるためで、家督相続など判断力が求められる場合には遅れることもあった。体は大人でも責任や義務を免れる青年期はモラトリアム(猶予期間)と呼ばれ、近年フリーターなどと関連して否定的に語られてきた。

「大人」を前倒しにすれば責任の自覚は促せるだろうが、複雑化する社会システムや価値観に適合するのが難しい人もいるかもしれない。人の成長は生涯続く。新成人の皆さんは、大いに悩み、挑戦してほしい。それが若者の特権だから。